太陽2068 

千秋楽カーテンコール




 
客席は万雷の拍手。穏やかな笑顔で応える蜷川さん。
そして、いつものように退場していくキャストの皆さん。
左右舞台袖での綾野さん成宮さんの一礼も恒例です。
そして、ここで客席に終了を告げるアナウンスが流れます。
通常はこれで終わり、お客さんも少しずつ帰り始めるのですが…(例外の日もあったけど!)。
もちろん、今日の拍手は鳴りやみません。
どれぐらいの時間だったのか…誰もいない舞台と、いつまでも続く拍手。
わたしもその一員として加わっている拍手の音に包まれながら、
太陽みたいに明るい天井のライトを見上げていました。…あの時間、なんだかとても幸福でした。

4回目、綾野さんが出てきてくださいました。客席からは喜びの歓声。
舞台中央に正座して長い長い礼。
そして、やおらシャツのボタンをはずしはじめ…こちらが「!?」と思う間もなく、
シャツの下のタンクトップに文字が書いてあるのがちらり…
そしてバッとシャツを広げると、「ありがとう ございました」と縦書きの2行で、
油性マジックでぐりぐり書いたような文字のメッセージが現れました!
客席からは猛烈な拍手、乱れ飛ぶ「ありがとうー!」の声。
キャストの皆さんも再び登場。綾野さんのタンクトップの文字を発見して、
指さして笑ったり、あっちゃんは突っついたり。
そして綾野さんは、ゴールド・シアターのみなさん始め
後方のキャストの皆さんたちの間をぐるりと回って肩を叩いたり感動を分かち合っています。

5回目、メインキャストの皆さんが前面に立って最後のカーテンコール。
代表して綾野さんがご挨拶。
「ありがとうございます。最後まで無事怪我もなく…ご覧のとおり(笑)に、なりました。
…代表して言いましたが…(みんなを見渡し)。
お気をつけ、て、お帰りください。
…疲れたあー!! お疲れさまでしたっ!!」

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